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パッシブデザインー1

 Solar Designer(株式会社 クアトロ 取扱 http://qcd.co.jp/ )ユーザーマニュアル 小玉祐一郎 著 より 引用
同サイトからデモ版がダウンロードできます。

 

図1.1は、パッシブデザインを説明する最も適した図説です。

図で表しているのは、ファジーな快適ゾーンがあるとして、室内の環境をまずは「建築的手法」で、そしてそれでも及ばないときには「機械的手法」を用いて快適ゾーンへと向かう順になっています。

 

 

 

熱の動きは上図 (同ユーザーマニュアルより引用)のように非常に複雑。

是非デモ版でも、試みていただければこの複雑さと向かい合う面白味がお分かりいただけるでしょう。


こういった複雑な計算は、刻々とかわり 電卓では解くことができない。

「非定常計算」という。

ここで先の「建築的工夫」に戻るが、例えば日差しが強いければ日差しを遮る庇を出せばいい。
けれども、冬には庇はない方が部屋は暖かいのでは?
敷地は南に面している? その対面からの視線は? 窓は 東、それとも南・・・。

その数えきれない計算をといてくれるシミュレーションツールが必要。
そもそも建築的工夫だから、最も最初にはその敷地の気候を読み解きながら何度もスタディーをして、建物の向き、配置、形状「四角・L型コの字型、中庭型」そんなところからすでに検討する余地がある。
設計の過程で、こうした「環境」というキーワードを軸にする方法をパッシブデザインという(らしい)。

住宅レベルでの建物でできる建築的工夫は、ローテクなものが多く、日本全土、世界各国に目をやると 地域性がよくあらわれる。

ローテクな技術に支えられる「パッシブデザイン」が「ハイテク」なパソコンとシミュレーションツールで支えられているのは、なにやら皮肉っぽくもあり面白いことだと、日本のパッシブデザインの生みの親、小玉祐一郎先生は語っている。

一見、「省エネ」と「パッシブデザイン」、この二つはともすれば「一緒じゃないか」と言われるかもしれない。

 
 
 
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こちらは自然エネルギー利用のための「パッシブ建築設計手法事典」
と、その目次。目次には35もの自然エネルギー利用のための建築的(工夫)手法が並んでいる。
自立循環型住宅(リンク)で示した、15の手法とはずいぶん違う様相になっている。

参考:

掲載『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) pp.180-189   http://db.10plus1.jp/backnumber/article/articleid/1408/

WEB版 建築討論                       http://touron.aij.or.jp/2017/01/2985

 
 
 
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