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サスティナブル

パッシブデザイン設計ツール講習

世界3大シミュレーションのひとつが日本語化利用ができることとなり
その、講習会を自ら主催して、行ってきました。

巷で流行っているシミュレーションソフトの多くは、建築学会のお墨付きが得られていません。
energyplus(e+),とパッシブデザインツールは、建築学会で発表されています。
アメリカの省エネ省が開発をしており(実際にはオートデスク社)
世界的で、スタンダード となっているシミュレーションエンジンです。
また、国際的にも  BESTEST という評価基準で認められています。

パッシブデザインについては、色々書いてきてますので 詳しくは 過去ログや 私の設計手法をご覧ください。

四季の移ろいを、意識しながら その日の気分で居場所を変えることができる
というような住まい ではないかと思います。

参考リンク この5年間ずっとお世話になってきた先生のサイトです。
参考リンク 私の設計手法
参考リンク パッシブデザイン

 

 

 

日射熱の利用(積算日射熱量)

日射熱の利用

こちら(リンク)を参考に
少し、整理してみました

         冬                               夏      

季節ごとの日射量を ビジュアル化 してみました。
まずは、

冬。(12~2月)。

南面壁が一番、日射量が多いようです、次いで 水平屋根、そして東西ですね

夏は、(6~8月)

水平屋根面が圧倒的に多いです。そして東西、次いで南面 になっています。

私が、大学校で、又は 建築士試験の折に 学んだ頃は

一日当たりの日射量は、
夏至、水平面がずば抜けて大きく、南が 思った以上に少ない。

太陽の軌跡をみると

 

こんな具合になっているわけです。

冬至には、やはり南面が多くなっていますね。
でも、総量としては夏の水平面には及ばないのです。

日射は、窓面から最も多く入ってきます。
冬に、日射の有効利用をしようと思い立ったら、このように計画をしますが、
実際には、周囲に住宅の一軒もないという敷地は珍しいでしょう。
ですから、 まず周辺建物を描き込み、その影を考慮して 敷地に配置してみます。
お隣の窓の位置 とか 視線、色々な要素が絡み合ってきます。
「環境」というキーワードを軸に デザインを進める。
将に、パッシブデザインの醍醐味ですね。

こんな、季節感あふれる 地域(国)に添った 住まいつくり

徳島の建築設計事務所 共建築設計事務所 にお声掛けください。

 

H・カウフマンとフォーアールベルク州

3か月ほど前のblog(リンク)で書いた、H・カウフマン教授のセミナー。
今月の、建築知識ビルダーズ(34号)で特集が組まれている。

誌面では、H・カウフマン と フォーアールベルク州の建築(及び建築家)についても触れられている。
先に書いた記事では、十分に読み取れなかった 内容についても記されている。

例えばCLTを連想しがちだけれども、よく読むと「寧ろ、CLTの採用には積極的ではない。(省資源の観点)」
とある。下図のように木質パネルの構造は、パネルの中に断熱材が十分に充填されているのがわかる。

誌面の構成では、
H・カウフマンとの対談
H・カウフマンの作品(持続可能な木造建築の先駆者
フォアアールベルク州がなぜ木造・エコ、の最先端なのか
日本のプレハブと比べて

最後に、短期連載「欧州のエコハウス事情」で〆られている

 

 

 

パッシブデザインツール

一体シミュレーションで何がわかるの?

年間暖冷房負荷(年間の暖冷房に必要なエネルギー)がわかります。
グラフでわかりますが。冷房の方が少ないのが一般的です。

 

月ごとの暖冷房負荷。
この表から、中間期の日射取得・遮蔽を考える。

 

もちろん、各室の 温度もわかる。

 


設計初期段階の、簡単なスタディ。です。

光シミュレーション@グレア


光の評価軸に「照度」「輝度」があることは既に示している。

輝度分布図 単位はcd/m2. GH+HBによる。

用語(リンク

 

グレア(glare)とは、視野の中に不適当な輝度分布があるか、輝度の範囲が広すぎるか、または過度の輝度対比があるために、視野内の細部や物体を見る能力の減少(減能グレア:disabitiy glare)もしくは不快感(不快グレア:discomfort glare)を生じさせる視覚の条件または状態をいいます。
グレアを生じさせる面から分けると次のようになります。

直接グレア(direct glare)

視野内、特に視線に近い方向にある輝度の大きい面によって生じるグレア。

反射グレア(glare by reflection)

反射像が観察する物体と同じか、または近い方向にあるような正反射によって生じるグレア。

光幕反射(veiling reflection)

見るものと重なって、輝度対比を低下させることによって物体の細部を部分的または全面的に見分けにくくする正反射、または指向性が強い拡散反射。

昼光利用においても、開口からの「光」による「グレア」が大きくなると、
不快感が増す。

追記:現状では、水平面照度を目安にして 開口部の配置、大きさなどに気を配るのが
   妥当だと思う。輝度についてはまだ実設計での段階では難しい。

ライトシェルフ (velux daylight visualizer)

Radiance で コマンドラインを打ち込み作業をするより
随分と簡易な方法がある。
(それでも難しいです)

このパースにあるような 開口途中の庇を 「ライトシェルフ」といいます。

夏の直射日光を遮り、室温上昇を抑えた省エネ空調と、冬の太陽光を部屋の奥まで届け照明の省エネを実現します。
https://www.ipros.jp/product/detail/2000211598/
例えば(リンク先)こんな感じで。

ライトシェルフ のある状態と無い状態で 部屋の奥の明るさが違ってきます。

間違っていたら、ご指摘を。
sinn.tomoken.biz@gmail.com まで。

昼光利用とシミュレーション(Radiance)


こんな風に、レンダリングして、

そのHDR画像から 輝度を求め コンタ表示

照度は、ちょっとファイルに書き込みをして(-i)
照度を求める

こんなコマンドを コマンドシェル(WIN・DOS窓)に・・・