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パッシブデザイン

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パッシブデザイン設計ツール講習

世界3大シミュレーションのひとつが日本語化利用ができることとなり
その、講習会を自ら主催して、行ってきました。

巷で流行っているシミュレーションソフトの多くは、建築学会のお墨付きが得られていません。
energyplus(e+),とパッシブデザインツールは、建築学会で発表されています。
アメリカの省エネ省が開発をしており(実際にはオートデスク社)
世界的で、スタンダード となっているシミュレーションエンジンです。
また、国際的にも  BESTEST という評価基準で認められています。

パッシブデザインについては、色々書いてきてますので 詳しくは 過去ログや 私の設計手法をご覧ください。

四季の移ろいを、意識しながら その日の気分で居場所を変えることができる
というような住まい ではないかと思います。

参考リンク この5年間ずっとお世話になってきた先生のサイトです。
参考リンク 私の設計手法
参考リンク パッシブデザイン

 

 

 

温熱教室

私が、温熱環境設計に関心を持ち始めたきっかけが「土壁」であることは
少し前に描かせていただきました。

そののち、2012年に住宅医講座で辻さんの講座を受講しています。

その後、関東ゼミ(自立循環型住宅研究会)
姫路講習
MOKスクール
住宅医講座 などなどで年に一回はスキルアップのために情報収集を兼ねて
辻さんの講座を受講しています。

 

今回受講して、6年前にはついていくのがやっとだった内容が
自分ならこうアレンジしたい とか考えながら聴講できていることに 理解が進んだように思います。

環境設計

8月の末に行われた岐阜県立森林文化アカデミー辻准教授による「結露を学ぶ」の連続講座「温熱環境と省エネルギー講座」を開催しました。
元々、8月末に二日間連続講座として開催される予定でしたが、台風の影響にて二日目は延期。
受講者の感想として建築士会、笠井会長から非常に分かりやすく本日のコメントを頂いておりますので、シェア。

岐阜県立森林文化アカデミー木造建築スタジオ准教授の辻充孝先生をお招きし、「温熱環境と省エネルギー」講習会が開催されました。これは近く改正される予定の「省エネ法」への準備研修として徳島県建築士会が主催したものです。朝10時〜夕方5時まで、地域の特性やポテンシャルを活かしながら、住宅の省エネルギーと快適性を両立させる手法を学びました。住まいの温熱環境は、消費エネルギーの削減や光熱費の節約だけでなく、住まい手の健康を左右する重要な要素です。またそれをしっかり押さえることは供給者としての使命でもあります。近年、新たなデータや機器によってその科学的なアプローチもかなり精密にできるようになってきました。今後ますます注目される分野になると思われます。

前半では、パッシブデザインについて設計プロセス にどのように落とし込んでいくか を具体的事例を交えてお話しいただきました。
昼食休憩を挟んで、ついに UA値・η値 の計算方法を。

受講生の方たちには是非、宿題を提出していただいてツールを手に入れ環境設計の面白さの世界への一歩としていただきたいと思います。

 

パッシブデザイン7_屋根片流れ

こちらは、屋根が片流れになっています。
雨水に対して、先の案では物足りない方へのご提案です。

屋根のかけ方を変えたのですが。これも部屋周りは変わっていません。
構造等級も、3.省エネ基準も満たしています。

パッシブデザイン5_シミュレーション

 

隣家とのプライバシーを考え、ハイサイド窓で屋根を構成してみました。
これで南面の窓は日射をとらえることができます。

こんな感じです。
高い位置での窓ですから、視線が通らない。

また、全体の断熱構成を G2(HEAT20)レベルまで上げてきました。
冬は、室温の上下差がフラットになっています。

外部ルーバー・通風・高断熱効果 で夏もフラットになっています。

 

というように、検討を重ねていきます。

あと、検討をするにあたっては、真ん中でV字型(谷)になっていると
樹木の多い場所なんかでは、屋根に枯れ葉などがたまり、雨水が溢れる恐れがあることですね。
こういったメンテナンスに対しての、住まい手へのリサーチも必要になります。

ですが、いくつかある要素(日射取得・夜間通風・開口部日射取得(遮蔽)・高断熱化)と
予算内で、検討することができます。

もし、こうしたシミュレーションが出来ない場合には
窓は、少ない方がいいのか?配置でどうなるのか?といった疑問が全く検討できません。

ですから、こうしたシミュレーション(ツール)が必須になってきます。

一通り、パッシブ要素の検討を、ご紹介いたしました。

 

パッシブデザイン3_室温シミュレーション

夏の夜に、40度にもなってくると窓を開けて、外の空気を呼び込んだほうがいいかもしれませんね。
これが、そのシミュレーションです。
実線の方が、通常の?室温。
点線が夜間通風モードです。
パッシブデザインでは、このモードをよく使います。

ただ、周辺もエアコンの排熱で熱せられているような場合は、ちょっと厳しいかもしれません。
ですが、徳島市のほんのちょっと郊外まで出れば、水田も多く、河川も多いので涼しい
風を呼び込むことができるかもしれません。

ここでよく言われるのが、「窓を開けると 日本の夏は湿度が高く余計に不快感が増してしまう」という意見です。
ドイツ由来のパッシブハウス系の方に多い意見です。

この辺は、個人の感じ方の問題なので、お施主様に判断していただくのが 「インフォームド・チョイス」
じゃないでしょうか?
ここが、パッシブデザインとパッシブハウスの違いの一つだと思います。

パッシブデザイン2_室温シミュレーション

同じ住まいで検証してみると、夏にはこのようになります。

窓を大きくした場合と、元の状態との差は、小さくなりますが
最高室温は40度を超えてきますね。

冬日射を入れるにしても、日射侵入を減らさないと 高温住宅でエアコンがフル回転しても
足りないのではないでしょうか?

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