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省エネ法

パッシブデザイン3_室温シミュレーション

夏の夜に、40度にもなってくると窓を開けて、外の空気を呼び込んだほうがいいかもしれませんね。
これが、そのシミュレーションです。
実線の方が、通常の?室温。
点線が夜間通風モードです。
パッシブデザインでは、このモードをよく使います。

ただ、周辺もエアコンの排熱で熱せられているような場合は、ちょっと厳しいかもしれません。
ですが、徳島市のほんのちょっと郊外まで出れば、水田も多く、河川も多いので涼しい
風を呼び込むことができるかもしれません。

ここでよく言われるのが、「窓を開けると 日本の夏は湿度が高く余計に不快感が増してしまう」という意見です。
ドイツ由来のパッシブハウス系の方に多い意見です。

この辺は、個人の感じ方の問題なので、お施主様に判断していただくのが 「インフォームド・チョイス」
じゃないでしょうか?
ここが、パッシブデザインとパッシブハウスの違いの一つだと思います。

NPO 山・すまい・まちネット 結露を学ぶ

結露を学ぶ 
講座は台風前に辻先生にご来県頂き、無事終了できました。
定員も椅子席が埋まり、3、4年前、辻さんが来られた時にはイマイチ関心がわかないといった声も
(今回は無くきっと)随分と意識が省エネ法改正に関心を持ち始めているように見受けられました。

ただ、残念なことに 日曜も連日講座を予定しておりましたが
まさに、台風の中での講座となり「危険」と判断し、「延期」とさせていただきました。
連絡(決断)がギリギリになったのは、反省点でありました。

結露を「工学的」な視点からアプローチされるという経験がはじめてな方も
多かったと思います。
受講者の方には、是非「宿題」をご提出いただき、
エクセルの結露判定ツールを 設計に役立ててください。

今回の講座はもう何度も受講している内容でしたが、また新しい疑問?確認したいこともありました。
進行をしておりましたので、講座聴講の方が 頭に入らない部分もあり、
その辺は、次に持ち越したいと思います。

次回は、建築士会の主催で11月を目星付けているのですが
改めて、このblog、建築士会のHP、メーリングリスト等、見逃さないようにしていただければと思います。

家庭でのエネルギー消費量


エネルギー白書 2017より 引用

 

家庭で最もエネルギーを消費するのは、給湯だったりします。
次が、暖房、そして 厨房

冷房は、驚くほど少ない。
消費エネルギーは、まだまだ増加しています。

省エネだけを言うのであれば、冷房は後回しでもいいのでは?

パッシブデザインというのは「建築」の文脈の中において
「環境(自然)」との、レスポンシブルな関係を目指して、設計するものでです。
省エネがどうなってもいい というのとも違います が、「設計者」の立場としては
「燃費」だけでは、住まいの一部を評価しただけで、不足していると思うのです。

鉄骨住宅の断熱改修を考える

 

2020年から、省エネ法が全面的に義務化されます。
そんな中、木造住宅の「省エネ計算法」についての解説本や講習は頻繁にあるのですが
鉄骨、鉄筋コンクリートの住宅については、ほとんど触れられていません。
一番問題なのは、鉄骨でつくられた住宅の断熱改修が難しそうです。

今、丁度 鉄骨作業場の省エネ計算をしているのですが
住宅ではない中規模建築物は 簡易的な入力で計算できる 「モデル建物法」というのがあります。

一説には、建築設計実務者の4割程度しか省エネ計算をしたことがないそうです。
あと一年半、義務化されたらどうなるんでしょうか?

ヘルマン・カウフマン WOOD WORKS

 

 

HERMAN KAUFMANN WOOD WORKS より

 

 

一つは、木材が「古びていき周辺環境になじんできている」という博士のことば。
ヨーロッパでもそういう 感性 はあるんだと知った。

もう一つは、建物の消費エネルギーの計算、およびLCC検証をしている。

いくつかは、パッシブハウス基準を満たしており、また生産から運用、廃棄までのCO2排出量(環境負荷)も
計算されている。

パッシブハウス という規格では、年間暖房負荷を15kWh/㎡にする ということになっている。

省エネ計算が義務付けられることを知らない方が多く、よく相談の お電話、メールを頂く。
日本では、「年間暖房負荷を15kWh/㎡」というような計算ではなく
建物をある一定以上の断熱化しなさい、消費エネルギーを一定以下にしなさい というものになっている。
このことについては、又 触れてみたいと思う。

CLTとは

昨日の投稿で書いた、CLT ですが
CLTとは

(日本CLT協会より引用 http://clta.jp/clt/)

日本でも、ここ数年でシェアを伸ばしてきた。
防火・避難・(燃えますから)・構造 様々な要件が揃ってきて 工場も増えた。

CLT構造

(BIGLIFE21より引用 http://www.biglife21.com/society/8331/)

こんなものも建てられるようになった。

木材はその中に、「炭素を貯蓄する」ために、焼却処分するまでは
空気中の炭素を減らすことができ、脱炭素化の意味での評価があり
(炭素固定)

特に、CLTは、写真のような中大規模のようなものも、比較的短い期間で建てられる。

更に、構造的にも「ばらつき」が少なく、大空間を作り出すことにも適している。