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パッシブハウス

パッシブデザイン3_室温シミュレーション

夏の夜に、40度にもなってくると窓を開けて、外の空気を呼び込んだほうがいいかもしれませんね。
これが、そのシミュレーションです。
実線の方が、通常の?室温。
点線が夜間通風モードです。
パッシブデザインでは、このモードをよく使います。

ただ、周辺もエアコンの排熱で熱せられているような場合は、ちょっと厳しいかもしれません。
ですが、徳島市のほんのちょっと郊外まで出れば、水田も多く、河川も多いので涼しい
風を呼び込むことができるかもしれません。

ここでよく言われるのが、「窓を開けると 日本の夏は湿度が高く余計に不快感が増してしまう」という意見です。
ドイツ由来のパッシブハウス系の方に多い意見です。

この辺は、個人の感じ方の問題なので、お施主様に判断していただくのが 「インフォームド・チョイス」
じゃないでしょうか?
ここが、パッシブデザインとパッシブハウスの違いの一つだと思います。

H・カウフマンとフォーアールベルク州

3か月ほど前のblog(リンク)で書いた、H・カウフマン教授のセミナー。
今月の、建築知識ビルダーズ(34号)で特集が組まれている。

誌面では、H・カウフマン と フォーアールベルク州の建築(及び建築家)についても触れられている。
先に書いた記事では、十分に読み取れなかった 内容についても記されている。

例えばCLTを連想しがちだけれども、よく読むと「寧ろ、CLTの採用には積極的ではない。(省資源の観点)」
とある。下図のように木質パネルの構造は、パネルの中に断熱材が十分に充填されているのがわかる。

誌面の構成では、
H・カウフマンとの対談
H・カウフマンの作品(持続可能な木造建築の先駆者
フォアアールベルク州がなぜ木造・エコ、の最先端なのか
日本のプレハブと比べて

最後に、短期連載「欧州のエコハウス事情」で〆られている

 

 

 

ヘルマン・カウフマン WOOD WORKS

 

 

HERMAN KAUFMANN WOOD WORKS より

 

 

一つは、木材が「古びていき周辺環境になじんできている」という博士のことば。
ヨーロッパでもそういう 感性 はあるんだと知った。

もう一つは、建物の消費エネルギーの計算、およびLCC検証をしている。

いくつかは、パッシブハウス基準を満たしており、また生産から運用、廃棄までのCO2排出量(環境負荷)も
計算されている。

パッシブハウス という規格では、年間暖房負荷を15kWh/㎡にする ということになっている。

省エネ計算が義務付けられることを知らない方が多く、よく相談の お電話、メールを頂く。
日本では、「年間暖房負荷を15kWh/㎡」というような計算ではなく
建物をある一定以上の断熱化しなさい、消費エネルギーを一定以下にしなさい というものになっている。
このことについては、又 触れてみたいと思う。