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温湿度

温熱教室

私が、温熱環境設計に関心を持ち始めたきっかけが「土壁」であることは
少し前に描かせていただきました。

そののち、2012年に住宅医講座で辻さんの講座を受講しています。

その後、関東ゼミ(自立循環型住宅研究会)
姫路講習
MOKスクール
住宅医講座 などなどで年に一回はスキルアップのために情報収集を兼ねて
辻さんの講座を受講しています。

 

今回受講して、6年前にはついていくのがやっとだった内容が
自分ならこうアレンジしたい とか考えながら聴講できていることに 理解が進んだように思います。

パッシブデザイン5_シミュレーション

 

隣家とのプライバシーを考え、ハイサイド窓で屋根を構成してみました。
これで南面の窓は日射をとらえることができます。

こんな感じです。
高い位置での窓ですから、視線が通らない。

また、全体の断熱構成を G2(HEAT20)レベルまで上げてきました。
冬は、室温の上下差がフラットになっています。

外部ルーバー・通風・高断熱効果 で夏もフラットになっています。

 

というように、検討を重ねていきます。

あと、検討をするにあたっては、真ん中でV字型(谷)になっていると
樹木の多い場所なんかでは、屋根に枯れ葉などがたまり、雨水が溢れる恐れがあることですね。
こういったメンテナンスに対しての、住まい手へのリサーチも必要になります。

ですが、いくつかある要素(日射取得・夜間通風・開口部日射取得(遮蔽)・高断熱化)と
予算内で、検討することができます。

もし、こうしたシミュレーションが出来ない場合には
窓は、少ない方がいいのか?配置でどうなるのか?といった疑問が全く検討できません。

ですから、こうしたシミュレーション(ツール)が必須になってきます。

一通り、パッシブ要素の検討を、ご紹介いたしました。

 

環境設計勉強会

先月は、丁度お盆初日が重なりチケットが確保できず休んでしまった
環境設計勉強会3回目。

テーマは引き続き 結露です。

 

壁・床・天井・開口部 などなどに生じる結露。
その仕組みを解いていきます。
前回の復習を兼ねて、M設計のお二人がプレゼンをしています。
そこに、解説を加えていく 講師M氏。

其の後は、立ち飲みにて9名の懇親会。
JRバスの最終便にて 一足お先に帰途につきました。

結露つながりですが、今月月末には住宅医講座のスピンオフとして
徳島で 温熱教室を二日連続で開催します。

その運営にもかかわっています。
もう、何回も受講してますから 復習と温熱環境の啓蒙を兼ねて参加予定。
講師は、岐阜県立森林アカデミー 辻准教授。

熱・水分同時移動計算(シミュレーション)

熱・水分の同時移動シミュレーション

黄色い外気温に対して、水色、黒色、青色 3本のグラフがある。
最も振幅の多い「青」は、熱容量が少ないためで 角ログ構法を想定。
(熱・水分の同時移動シミュレーションです。

後の2本は、RC造で、黒いのが 普段の非定常計算。
それに対し、同じ状態で、熱・水分同時移動で解いたものが、水色となる。

1~2度の違いだが、積もるとそこそこの違いになるのかな?

これについては、ここ一週間ぐらい試行錯誤してみましたが
一旦、筆をおきたいと思います。

水分の移動、ということで 部屋の「湿度」が大きく違うかも と思ったのですが
答えはまだはっきりしない。
(この計算で、解いてもいいのかどうかもよくわからない)

 

空気線図と快適

早速、復習を兼ねて「空気線図」を。

横軸に「気温」、縦軸に「絶対湿度」、曲線に「相対湿度」です。
「気温」と「相対湿度」は、私たちが通常持っている、温湿度計で測れます。

ブルーで囲まれた部分が「快適(とされる)」ゾーンです。

ある範囲の「気温」と「湿度」の関係にあるとき、私たちの 多数が快適だと感じるのです。

例えば、上図の中の「点」一つ一つが、
徳島の7月(一月間)、✖ 24時間 計744時間の 気温と絶対湿度です

この中で、快適範囲に入っているのは、58時間。つまり7.8しかありません。

多くの時間帯では、オレンジの〇 にあるように「絶対湿度」が高くなっています。

徳島の夏は、絶対湿度が高く 快適ではないようです。