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環境

環境設計勉強会

先月は、丁度お盆初日が重なりチケットが確保できず休んでしまった
環境設計勉強会3回目。

テーマは引き続き 結露です。

 

壁・床・天井・開口部 などなどに生じる結露。
その仕組みを解いていきます。
前回の復習を兼ねて、M設計のお二人がプレゼンをしています。
そこに、解説を加えていく 講師M氏。

其の後は、立ち飲みにて9名の懇親会。
JRバスの最終便にて 一足お先に帰途につきました。

結露つながりですが、今月月末には住宅医講座のスピンオフとして
徳島で 温熱教室を二日連続で開催します。

その運営にもかかわっています。
もう、何回も受講してますから 復習と温熱環境の啓蒙を兼ねて参加予定。
講師は、岐阜県立森林アカデミー 辻准教授。

エネルギーと暮らし方 環境履歴書

今回ご紹介するのは「環境履歴書」。

みなさんは、普段の生活で、どの程度のエネルギーを使用したり、二酸化炭素を排出しているかを意識したことがあるで
しょうか。けっこうエネルギーをつかってるかなと思っている方もいれば、省エネ生活をしていると思っている方もいるで
しょう。ここには、個人の意識や考え方の違いがはいるからです。
そこで、住まいの環境性能(エネルギー使用量やCO2 排出量)を計算し、定量的に記録し、環境を考えるきっかけを作
ることが環境履歴書の目的になります。
実際のエネルギー消費量を意識しはじめると、住まい方の工夫を楽しみながら住まいと付き合っていくことに気づくかも
しれません。
新築・改修を検討する際にも、現在の使用状況を環境履歴書に入力することで、エネルギー的に、どのような生活をして
いるかを作り手と共有することができます。

   引用: 環境履歴書解説より(岐阜県立森林アカデミー 辻准教授

 

 

例えば、トータルの電気使用量電気代 はわかっても それが
「調理(IHヒーターとか)」に使った分、
暖冷房に使った分、
お風呂の給湯に使った分

といった 用途別の内訳を知らされることはありません。

それを、統計と皆さんの「家計」から、類推してみようとしたのが この下に紹介する
環境履歴書(用途分解)」です。

初めの 辻准教授の引用にあるように、環境(CO2排出量)もありますが

給湯が多いな!
何月のエアコンの使用量が多い!
調理は意外と使ってるな!

などなどの結果から、「住まい手のライフスタイル」が見えてくる ことから 単に「光熱費」を把握するだけでなく
設計とライフスタイルの「つなぎツール」になっているのが興味深いです。
そんなことをふくめて「省エネ住宅(エコ住宅)」の設計依頼には欠かせないツールになっています。

今の、「お住まい」での暮らし方から「新築・改修(リフォーム)」される場合の
設備機器の選定や、コスト配分、断熱性、など多くのことが 想定できます。

また、仮に 電気代を入れてみても「思ったような結果(実際と乖離が大きい)」というような
場合にも ”事前に” 把握することで、国が義務図けている「省エネ基準とのギャップ」を調整することができます。

暮らし方・ライフスタイルの把握から 結果的に 省エネ・お財布にもエコ、結果 環境悪化にも負担の少ない
住まい方と、その器である「お住まい」を ご提案することができるのです。

環境履歴書

家族構成から始まり、ガス、電気、灯油 などの仕様の有無を記入します。

環境履歴書

月々の 光熱費もわかる範囲で記入します。
皆さんは、ご家庭での電気代が 後々からでも 電力会社に請求すれば手に入れられることをご存知ですか?

 

一般的な家庭基準値(統計)、前年度比、国の省エネルギープログラムとの それぞれの比較をすることも
出来ます。 前もって 家計の把握ができる、住まいだしても、毎年 前年度と比較できる という 優れモノ。

環境履歴書
そして、月ごとの 使用料と 「暖房・冷房・給湯・照明・家電」に分類してグラフ表示してくれます。

建築設計事務所は とかく「形態的な斬新さ」で他事務所との差別化を図るという癖を持っています。
が、そんなものには10年も住めば 流行は過ぎ ”気合いを入れて注文した建築家住宅”ほど
周囲から浮いている・・・。

新築・リフォーム に限らず ご関心を持たれた方は、
徳島の設計事務所 共建築設計事務所 まで ご相談ください。
何かお役に立てることがあるかもしれません。

(環境履歴書のエクセルシート自体は配布できません・悪しからず)